鍼灸は東洋医学に
基づく施術です
美容鍼とは、その起源を東洋医学にもつ施術法のことです。鍼灸は、東洋医学的には「気血の循環を改善し、全身の調子を整える物理療法」とされています。気血とは、血液だけでなく人体のエネルギーも含む生命の源のことです。
「気(エネルギー)」「血(血液)」の両方が身体をめぐりバランスを取ることで、生命活動が成り立っていると考えられています。
鍼灸の歴史は
20万年以上さかのぼる
鍼灸の歴史は古く、始まりは20万年前の旧石器時代の中国にあるそうです。当時は焼いた石などで身体を温めていたそうです。日本に普及したのは聖徳太子が活躍していた6世紀後半。大陸から美容治療として鍼灸が伝わります。明治以降、鍼灸は民間療法に位置づけられましたが、第二次世界大戦後は医療類似行為として免許制に。
そして1970年に「あん摩マッサージ指圧師、鍼師、灸師に関する法律」に改正され、現在に至ります。
顔や身体のツボに
鍼を刺す施術
美容鍼(びようばり・びようしん)とは、ツボという顔や身体の特定の部位に細い鍼を刺す施術です。鍼によりできた微細な傷を治すために自然治癒力が働くことで、さまざまな効果がもたらされます。
たとえば、鍼の刺激によりコラーゲンやエラスチンが生成されることで肌のハリ・ツヤが感じられるようになり、お肌の調子の良さを実感できるようになります。
お肌の深層部分へ
アプローチできる
お肌は主に、表皮・真皮・皮下組織の三層に分かれています。皆さまが普段使われている化粧水や美容液、乳液などのスキンケアグッズは、皮膚表面の表皮まで浸透します。つまり、その奥にある真皮や皮下組織に浸透することはありません。美容鍼では鍼を刺すことで、表皮を越えて真皮や皮下組織に作用します。
そのため、お肌のハリ・ツヤに関係するコラーゲンやエラスチンの生成など、さまざまな効果が期待できます。
美容鍼で期待される効果
- リフトアップでたるみ改善
- 気になるシワの改善
- 顔の歪みを整える
- ニキビ・吹き出物の改善
- 眼精疲労の改善
- むくんだお顔の改善
- 乾燥や肌荒れの改善
- ホルモンバランスを整える